(ト)昨日の話はまたまた変な話しだったわね。 (テ)でしょう。でも、本当のことだよ。今までもちょっとずつ練習したよね。 (ト)私がね、嫌な気分をすっきりさせたいのに必要なイメージがただの灰色の 玉なんて、もっと「悪魔」だとか「怪物」だとかなら話しは分かるんだけど。 (テ)そう考えがちなんだけど、それをやってると全然「ハート辞典」の使い方 になってないんだ。って言うよりも「怪物」みたいなものを想像してそれを やっつけるイメージは「変わりたくないために見ているイメージなんだよ。」 「高い壁」を越えたりするイメージも全く同じ事。自分で感じた「限界」から 先に行きたくないから作るイメージが世間一般のよくあるイメージなんだ。 (ト)なに?だって変わりたいから、自分の嫌なところや弱いところを何とかしたい から想像の世界で壁を乗り越えようとしたりするんじゃない。チャレンジ精神を ばかにしちゃいけないわよ。 (テ)そこで大きく間違ってるんだ。普通の生活の感覚で考えてよ。怪物にあったら 倒せると思う?刑務所の壁みたいなかべを登れると思う?悪魔なんか恐ろしい物の 代表選手じゃない。そんなのに立ち向かうの?ボクはいやだよ。無理だから。 これ、普通の考え方でしょ? (ト)あなた勇気がないのね。そんなことでどうしてこんな心のことを語ってるのよ。 強い心を持たなきゃダメよ。 (テ)逆に説教されちゃった。でもトトちゃんすごく大事な事を言ってくれたよ。その 「強い心が必要」の考え方が大間違いの一番悪い奴だ。なんで強い心が必要なの? 世の中大変なことが多いって信じているからでしょ。そうするとね。まわりで起こる ことがみんな厳しい、つらい、ことと感じられるんだよ。そう、「感じられる」んだ。 だから、「強い心を持ちなさい」って教えてくれる人が実はみんなが幸せを感じる ことを邪魔しているみたいな事になってる。だけどそういう人たちは本当に親切の つもりで言ってるいい人達なんだよ。これは大変なことでしょう! 最後にね、なんで「変わりたくないためのイメージ」を作り出すのかというと、 それは「ハート辞典」に「出来ない」って書いてあるからだよ。「限界」って 自分で決めてるとよく言われるけど、決めてるんじゃない。「ハート辞典」に 書いてあるから決まってるんだ。それを書き換える方法をみんな忘れてるだけ なんだよ、この書き換え方法を使わずに「限界を自分で決めるな!」とかきつい ことをいっても無理なんだよ。だって「出来ない」って定義にあるんだから。 「限界」ってそれ以上出来ないって意味だよね。「出来ない」を書き換えないまま 越えようとすると「信じていることに矛盾する」でしょ。すると苦しみを感じる。 信じているとおりになるのが無理が無くて自然だから「越えられない壁」を自然に 想像することになるだけなんだ。100%リクツ通りに出来てるんだよ。 本当にロマンがない話しだけど、全部理屈だから「ハート辞典」はそれを書き換え る単なるコツじゃない。「技術」なんだよ。その通りにやればそうなるんだ。 それじゃあ明日からね、心で想像できるいろいろな物はいったい「何なのか?」の 話しをするよ。この話をすると想像力が今より何倍も自由になるんだ。自由なほど 自分の心の中のいろんな物が簡単に変えられるんだよ。