(テ)さあ、今日からは本当に想像力で気楽になるやり方の練習だよ。 (ト)やっと教える気になったの。待ちくたびれたわ。 (テ)それじゃあ目の前に捨てなきゃいけないゴミを想像して。 (ト)始まったと思ったらゴミなの?感じ悪いわね。 (テ)まあ、そういわずに。ココロの事になるとみんな特別扱いするけどふつうの暮ら しの中で練習するんだ。とにかく大変なことだと思うと変えられないんだから。 何でもそうでしょ。むずかしいと思っていることはむずかしいでしょ。 (ト)そのゴミをどうするの? (テ)どうやったらきれいさっぱりになる? (ト)いつものゴミ置き場においてくるのよ。 (テ)じゃあそれを想像してみて。 (ト)出来たわよ。 (テ)さっきのゴミを思い浮かべてみて、、、そのときなにか変わった? (ト)何となくだけど軽くなった気がする。でも正直言うとほとんど変わらないわ。 (テ)少しでもさっきと変わった感じがすればもう全部出来たのとおなじだよ。 それじゃあ質問。ゴミは重かった?捨てに行ったとき誰かと会った?途中に 花が咲いていた?車とすれ違った?天気は? (ト)そんなのわからない。ゴミ置き場を想像してそこに置いたわよ。 (テ)それじゃあもう一度ここにゴミを見て。今度は今聞いたようなことを出来るだけ ほんとうに歩いて捨てに行ったように想像して。「できるだけ」でいいんだ。 そのゴミを持ち上げて、捨てに行く途中で出来るだけいろんなものを見て、感じて 途中にあるものにさわってみたりするのもすごくいいよ。音を聞いて、風を感じて。 やろうと思えば本物と変わりなくいろいろ感じられるだろ。時間も「納得いくだけ」 かけるんだ。ゴミを「ドサ!」って置いた音を聞いて。リアルにね、はいっ、どうぞ。 (ト)じゃあ「行ってきまーす」、、、はい「ただいまー」。 ゴミを捨てきたわよ。 (テ)ご苦労様。それじゃあもう一度そのゴミを想像してみて。 (ト)あっ、ゴミはあるけどただのビニール袋みたい。いやな感じもなんにもしない。 それから、すごく体から力が抜けて、いい気持ち。 (テ)大成功!。ほらね、ちょっとイメージをつかっただけで気分が変わるのが分かる でしょ! (ト)気持ちよくなるのにいつもゴミなの?そんなイメージ変じゃない。 (テ)もちろんゴミの必要なんかないよ。今日の練習のだいじなことはこんな事だよ。 ただの絵のようなイメージと、見て聞いてさわって体で感じるイメージはぜんぜん 違うものだって事。 ふつうのイメージは「絵」これも大事、 でも「体感」と一緒のイメージは「体験」。 「体験」だってことは今のイメージを思い出してみればわかるよ。ゴミを捨てに 行ったことはあるでしょ。その、本物の「思い出」と今イメージしたゴミ捨てを 思い出したときの感じは同じだってわかるよ。さあ、今、試してみて。 (ト)なんか変な感じだけど、先週ゴミを捨てに行ったときの思い出も結構あやふや。 それより今、想像しただけのゴミ捨てのほうが本物の思い出みたいな気がするわ。 (テ)そうでしょ?だれもそんなこと教えてくれないよね。みんな体験したことは「信じ られる」んだ。何よりも確実だもの。当たり前だよね。でも、それがイメージで体験 しても同じ体験なんだってほとんどの人が考えてないんだよ。 「実感」があれば「信じる」ことだから「ハート辞典」に書き込めるんだったよね。 「ハート辞典」が変われば見たものがさっきと違って見えるよ。最初見たゴミの感じが 今は変わったように思えるでしょう?。 (テ)はい、今日はこれで終わり。カンペキ。本当にうまくできたよ。 自分を変えよう!なんて気張らなくてもほんのちょっとした事なんだ。