(ト)「ハート辞典」なんて言ったって私は見たこともないのよ。中に何が 書いてあるのかどうやって分かるの? (テ)そこから説明することにするか。いい?、一度おさらいするよ。「ハート辞典」 はね、今の気持ちを決める元になるものなんだ。中にはね、自分が信じていること が書いてあるんだ。全員持ってるんだ。その中に何か書こうとしたらそれを信じる と書き込める。そんなものだと思ってね。 (ト)いいわよ。何か信じるとそこに書き込まれて、その内容で今感じてること の「感じ方」が決まるのよね。とりあえずそんな話だってことは分かるわ。 (テ)そうそう。じゃあ書いてあることはどんなことだと思う? (ト)だから「信じてること」でしょ。それが沢山書いてあるのよね。だから何が書いて あってなにが書いてないことなのよ。それがぜんぜん分からないわ。 (テ)トトちゃん今「分からない」と思って聞いてるでしょ。今から「分かるんだ」って つもりで聞いていてね。これはただ「ハート辞典」の仕組みの話しで。「信じるもの は救われる」とかいう話と違うんだ。 (ト)分かるってつもりってどういうつもりなの?それが分からないわ。 (テ)「分かるんだと決めたぞ。」と1回心で言ってくれればOKだよ。決めればいいの。 それじゃ、それが出来たら始めるね。 **「想像してみて実感があれば書いてある。」**この一言で終わり。 (ト)いろいろ前置きが長い割に簡単ね。たったこれだけなの? (テ)そうだよ。「絵に描いた餅」っていうでしょ。僕らは猫だから「お餅はおいしい」 って想像してもどうしてもよだれが出てきたりしないでしょ。そのかわり外で小鳥が ちちっちちっ!って鳴いたらどう?つい、「おいしそう!」って興奮しちゃうでしょ。 それが、信じていることと信じてないことの違い。 「ハート辞典」に書いてあることと書いてないことはこうやって簡単に分かるんだよ。 (ト)ちょっとだけわかったような気がする。鳥を見たらついニャニャニャニャって声が 出ちゃうのよね。でもお餅なんかどうしても食べるものに見えないわ。ほかにもい ろいろ例があったら言ってみてよ。